プレスリリース

2016年2月4日

報道関係各位

ノバルティスホールディングジャパン株式会社

この資料は、ノバルティス(スイス・バーゼル)が2016年1月31日(現地時間)に発表したものを日本語に翻訳(要約)したもので、参考資料として提供するものです。資料の内容および解釈については英語が優先されます。
英語版はhttp://www.novartis.comをご参照ください。

ノバルティス財団、「世界ハンセン病の日」にちなみ
疾患制圧まで努力を続ける決意を表明

  • ノバルティス財団が、ハンセン病の患者さんを支援し、古くからあるこの疾患を制圧すると約束してから今年で30年
  • 疾患の制圧を加速するためのノバルティス財団の新戦略は、感染を食い止めること
  • 昨年、ノバルティスは2020年までハンセン病治療のための多剤併用療法への寄付を行うという世界保健機構(WHO)とのコミットメントを更新
  • 毎年20万人以上が新たにハンセン病と診断されている。そのうち約10%が子供であり、感染が拡大し続けていることを示している

2016年1月31日、スイス・バーゼル発 -2016年の「世界ハンセン病の日」に、ノバルティス財団は、ハンセン病との闘いへのグローバルなコミットメントをさらに推し進めることを呼びかけます。その目的は、この疾患の感染をゼロにすることと、差別等の社会的問題を解決することにあります。ノバルティス財団は、ハンセン病の早期発見・治療、積極的な調査、診断ツールの開発、予防的治療による接触者の追跡に向け、世界中のパートナーたちと引き続き協働し取り組んでいきます。

ノバルティス財団のDr. Ann Aertsは次のように述べています。「ノバルティス財団の夢は、新たにハンセン病と診断される人々、特に子供の数をゼロにすることです。過去30年間にこの疾患の有病率は大きく下がりましたが、まだ財団の活動を停止することはできません。制圧に向けての最後の道のりは非常に困難であり、制圧を成功させるためには、さらに認知度の向上、リソースの拡充、そしてイノベーションが必要です。ハンセン病を国際保健の課題として復活させ、制圧することが重要です」

2016年は、ノバルティス財団にとってハンセン病との闘いの30周年に当たります。この闘いは、治療へのアクセスを改善するための積極的な活動に始まり、下記を目標とする革新的プログラムの開発に迅速に引き継がれました。

  • ヘルスケア・サービスへのアクセス改善
  • 社会的問題の解決
  • 患者さんのリハビリテーションの支援

ノバルティス財団の目標は、今や厳格な戦略によってハンセン病の感染を防ぎ、制圧を加速することです。

ハンセン病との闘いにおける顕著な進展は、公衆衛生上の最も大きな成功の1つです。ハンセン病に関するWHOの世界的な統計値が、このような早期の成功を表しています。ハンセン病による世界的な負担は、1980年代以来、その95%が削減されています。これは主として多剤併用療法(MDT)の普及によるものです。MDTは1981年以来、1600万人の患者さんに届けられています。

しかしながら、ハンセン病の検出率(発病率)は、過去10年間にわたって横ばいで推移しており、年間20万から25万人の患者さんが新たに診断される状況が続いています。この疾患は、アジア、アフリカ、ラテンアメリカの多くの国々の負荷が高い地域においては、その地域特有の病気として今なお残っているのです1

成人だけでなく子供たちも新たに診断されるということは、この疾患の感染が続いているということであり、診断が遅れて不可逆的な身体的障害を負ってしまう患者さんが後を絶ちません。

ハンセン病との闘いの最終段階における課題は、感染を食い止めることです。

2014年、ノバルティス財団は新しいハンセン病制圧戦略を打ち出しました。この戦略は、ハンセン病専門家と疾患制圧専門家によって作り出されたものです。この戦略には、次の4つの柱があります。

  • 早期発見・治療
  • 接触者の追跡と予防的治療
  • 行動に注目した調査体制の強化
  • 診断ツールの開発による早期診断の迅速化

ノバルティスとノバルティス財団のハンセン病との闘いの歴史

多剤併用療法(MDT)は3つの医薬品(リファンピシン、クロファジミン、ダプソン)で構成されていますが、うち2剤(リファンピシンとクロファジミン)はノバルティスの研究所で開発されたものです。MDTにより、患者さんを治療し、感染を防ぎ、障害を予防することが可能になりました。最も重症な患者さんでも、治療を開始してから数週間以内で明らかな臨床的改善を示しています。

ノバルティスとノバルティス財団は、ハンセン病の治療とコントロールに対して長期的にコミットしています。ノバルティスは、2000年以降、WHOを通じて、約9000万米ドルに相当する5600万個のブリスターパックを寄付し、ハンセン病の患者さん600万人以上の治療に貢献しています。

2015年、ノバルティスは、2020年までハンセン病治療のための多剤併用療法を寄付するという世界保健機構(WHO)とのコミットメントを更新しました。全体として、このプログラムは、今後5年間におよそ130万人の患者さんに届けられるものと予想されます。これは2012年の「顧みられない熱帯病に対するロンドン宣言」に対するノバルティスのコミットメントの一部です。

ノバルティス財団は、ハンセン病との闘いに30年以上取り組んでいます。以前はハンセン病に対する社会的な問題を減らすための革新的なソーシャルマーケティングプログラムに集中していましたが、いまでは疾患の感染阻止を制圧活動の基本としています。

免責事項

本リリースには、現時点における将来の予想と期待が含まれています。したがって、その内容に関して、また、将来の結果については、不確実な要素や予見できないリスクなどにより、現在の予想と異なる場合があることをご了解ください。なお、詳細につきましては、ノバルティスが米国証券取引委員会に届けておりますForm20-Fをご参照ください。

ノバルティス財団について

ノバルティス財団は、非営利組織として、革新的なヘルスケアモデルの先駆的な存在であり、発展途上世界における保健衛生の改善を使命として活動しています。現地のパートナーやグローバルなパートナーと協働し、医療へのアクセスと保健衛生の成果を改善するために拡大可能で持続可能な医療モデルを推進しています。また、感染を食い止めるための治療介入にも注力し、ハンセン病およびマラリアの制圧を加速しています。私たちの行動はどれもエビデンスとイノベーションに基づいており、評価・適応・応用の連続的なサイクルを構成しています。2015年の財団の活動予算は1200万スイスフランであり、450万人の患者さんに私たちのプログラムが届けられました。詳細は次のサイトをご覧ください。

www.novartisfoundation.org
www.youtube.com/novartisfoundation

ノバルティス財団のツイッターアカウントは以下の通りです。

https://twitter.com/NovartisFDN

ノバルティスについて

ノバルティスは、ヘルスケアにおける世界的リーダーです。革新的な新薬、アイケア(眼科用医療機器、コンタクトレンズなど)、高品質かつ安価なジェネリック医薬品など、幅広い分野の製品を提供しています。ノバルティス グループ全体の2015年の売上高は494億米ドル、研究開発費は89億米ドル(減損・償却費用を除くと87億米ドル)でした。スイス・バーゼル市に本拠を置くノバルティスは約119,000人の社員を擁しており、世界180カ国以上で製品が使われています。詳細はホームページをご覧ください。http://www.novartis.com

参考文献

  1. World Health (2015); Global leprosy update, 2014: need for early case detection; Weekly epidemiological record, 90, 461-476;

以上

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